ゴジラシリーズを観たことがなければ、特撮にも興味があるわけでない。どっかーん、すごごごごごーっ、ばっこーーーーんっ！ ってやりながら、何故か主人公が恋人や奥さんと愛を確かめ合う作品は苦手分野。ただ、本作トレーラーを観た時に「これは、この格好良さそうなゴジラは、劇場で観たい！」と思わせたから、かなり期待してIMAXシアターに乗り込んだのです。
結果は「焦らし過ぎだぜ、焦らし過ぎだぜゴジラさんよ！ おみゃー、そんな焦らせてそんなん？ なんか、ださくね？ いやいや、そんな可愛らしい表情されてもね。ってか、えっ？ あっ、そんな方向なのね？ っちゅーか、んーと、……僕が思ってたゴジラさんは人類がどーやっても抗えない天災であり、また人類のおごりが産んでしまった悲劇なんだけど！ いや、やっぱり可愛いでしょう、このゴジラさんわ！」でした。ストーリー？ ねーよ、そんなの。あんな脚本で何が分かるの、感情移入するの？ よっぽと行間を脳内で埋めないと無理っしょ。いらんいらん、最後のゴジラさんの「やったったでー」って顔があれば、ストーリーなんていらなーい。
世界的に興行も良いらしく、次回作が決まったらしいっすね。モスラやキングギドラが出るとか。あー、このクオリティで、尚且つ戦闘シーンが増えてくれれば、また観にいくかも。
2014年7月27日（日）シネマサンシャイン大和郡山IMAXシアターで観賞。
