Jimmy

賢すぎる妻たちのJimmyのレビュー・感想・評価

賢すぎる妻たち(1921年製作の映画)
4.0
シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。
(勝手に4本立ての2本目)

夫を愛して献身的に尽くす貞淑妻、そして夫の「想い人」だった金持ち男と結婚した奔放妻の対比を描きながら、「夫を愛する妻の姿は様々…」というあたりを描いたロイス・ウェバー監督作品🎥

冒頭「大抵の物語は『…そして幸せに暮らしました』で終わるが、この映画はそこから始まる」といったテロップに続いて、夫に尽くす貞淑妻=デヴィッド夫人の姿を描く。
貞淑妻は夫に「ニット編みのスリッパ」を作って渡すが、夫としては好きな物ではなかったが、窮屈な思いをしながらもスリッパを履く。
夫の昔の「想い人」だった奔放妻=デイリー夫人と貞淑妻は「Political Center」で出会うが、奔放妻の買い物の仕方が派手すぎ…(笑)
一方、貞淑妻は「夫が最近お金をあまり渡してくれないのは…」と考えて、ほどほどの買い物。
そんな折、奔放妻は貞淑妻の夫にラブレターを書いて渡そうとしたことから、様々な事件が起こり……。
この後、長くなるので割愛。

奔放妻がラブレターを書いて、そのペーパーに香水をかけるあたりはオシャレで、ロイス・ウェバー監督の女性としてのセンスが光る🌟

夫婦愛の在り方を面白く描いた映画だった🙂
Jimmy

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