編み物をして洋服の買い物をして(生活水準の差も見せつけられながら)夫の振る舞いに少し傷ついたりする女性の生活を描くという点では、『ジャンヌ・ディエルマン』にかなり先駆けたフェミニズム映画と言えるので…
>>続きを読む【詳述は、『毒流』欄で】後半は話術の巧さが勝るが、前半の対照的に見えて実は裏表の、二組の夫婦の冷めたを·押し戻せない夫婦関係の、細部·リズム·位置取りからの説得力と、似て非なるも表す切替えと戻しは、…
>>続きを読む貞操妻の独りよがりな愛情から生ずる絶妙な噛み合わなさ、器用妻の立ち回りの巧さとその行き過ぎ感。
同じ女性だから描けるものなのかはわからないが、観ていて「あ〜これこれ」と溜飲の下がることがしばしばあっ…
シネマヴェーラ渋谷にて鑑賞。
(勝手に4本立ての2本目)
夫を愛して献身的に尽くす貞淑妻、そして夫の「想い人」だった金持ち男と結婚した奔放妻の対比を描きながら、「夫を愛する妻の姿は様々…」というあ…