ろろ

チョコレートドーナツのろろのネタバレレビュー・内容・結末

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

邦題から、苦難を乗り越えて、最後は幸せにドーナッツを食べる話かと思っていました。騙されたわ!詐欺だわ!

もちろん幸せな時もあるのですが、結末でフッと現実に引き戻されてしまいます。今よりも同性愛者や障がい者に対する差別や偏見が酷かった時代、この終わり方はリアルなのかもしれないけど…問題提起的な意図もあるのかもしれないけれど…。

実話だと聞いていたのでさらに落ち込みそうでしたが、実話は「とあるゲイの方が育児放棄された障がい者を育てた」ところまでだそうで、安心致しました😌

最後にルディがチャンスを掴んで、悲しみを乗り越えていけそうな雰囲気が出てたのは良かったです。アラン・カミングが素敵なんだまた。

ラスト、手紙を受け取った人々の表情をどう取るかは観た人次第なのかなと思いますが、何かが変わっていて欲しいですね。
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