1979年、カリフォルニアのショーパブで働くゲイのルディ(アラン・カミング)は付き合い始めた検事ポール(ギャレット・ディラハント)とともに、育児放棄されたダウン症の少年マルコ(アイザック・レイヴァ)の面倒を見るようになるが、2人に養育権は認められず、3人の生活は壊されていく。
登場人物がみんな極端に描かれているとは感じたが、胸に迫ってくる物語だ。
観ていて苦しくてたまらん。
しかも、あんな結末あり!?いくつもの偏見と差別が生んだラストは、あまりに突然で衝撃的で固まってしまった。
観ていて怒りで震える法廷場面は時代を感じたが、今でも同じように普通に生きることが難しい人たちがいることも事実。
ルディ役のアラン・カミングの情熱的演技に押されまくった。
人の痛みがわかる人って、本当に人に優しくなれるんだろうなー、と心に沁みる演技だ。
ただただ、ハッピーエンドを求めて街を彷徨うマルコの姿が悲しすぎた… 涙