このレビューはネタバレを含みます
最初はカミングアウトをせがむルディに不信感を感じてた。家族ごっこでしょって冷たい気持ちも持ってた。でも違った。仕事を失ってからも、マルコを取り返そうと奮闘するポールとルディ、社会の隙間から溢れ落ちてしまった彼を愛する二人の純粋な愛に感動した。
1970年代舞台、そこから今に至るまで同性愛についてずっと闘い続けた人達がいる。だから今のこの世の中がある。まだ完全じゃない。まだ終わりじゃない。ハッピーエンドまでもう少し。それを忘れてはいけない。
原題any day now(今にでもやってくるであろういつか)もいいね