切ない映画です。
予備知識ほとんど無しで何となく観てしまったけど、想像と全然違って可愛いタイトルと程遠いハードな内容だった。でも、ハードと言っても凄惨なものではなく、テーマは重いが終始優しさにあふれてる作品だった。
ちなみにタイトルの意味は本編を観ればすぐに分かります。ああ、観終わってタイトルをつぶやくだけで切ないわ('A`)
作品の背景が70年代ということもあり、今では考えられないぐらいゲイや障碍者に対する差別がすごい。そんな時代で片寄せあうゲイと弁護士とダウン症の少年。そりゃ不安定な関係だよね。
でも、めげずに愛情と誇りを持って生きていく彼らの姿を見るだけで、何か勇気を貰えた気がする。月並みな表現しか出来ない己の語彙力にウンザリするが、素直な感想だから仕方ないOo。(´ー`)
主役のアラン・カミングについてなんだけど、作品を観始めた頃は思ったことを遠慮なしに口にするガサツなタイプのゲイで、まるで魅力を感じなかった。それなのに、観ているうちにどんどん彼の演技に引き込まれていき、俺はゲイではないけど途中から可愛いとさえ思えてくるから不思議/(^o^)\
優しさと愛情にあふれた映画。