LGBTに偏見が強かった1970年代、あるゲイカップルが育児放棄されたダウン症の少年の親権を得ようとする話。
そこそこ関心のあるテーマだから「考えさせられた!」「偏見ダメ絶対!」みたいな手垢の付いた言葉じゃなく、何がどう心に響いたのか、自分の言葉で考えたいけど、考えるほどに分からなくなる。
主人公らの障壁となる裁判官、上司、弁護人?の心情も分かるからこそ、厄介。
もちろんそれなりに胸を打ったし、やるせない気持ちにもなった。だけど、序盤では主人公たちの選択が全く理解出来ない場面が多々あった。なぜそこまで?というのもあんまり汲み取れなかった。