政府の雇われヴァンパイアと、彼を追う刑事がなんやかんやで手を組んで世界を救うバディ物のアクション映画。
確か本来はTV映画なので映像は安っぽいけれど、ストーリー展開は飽きさせないように構成されてるし、盛り上げるべきシーンはしっかり盛り上げてくるから、なかなかに面白かった。特にクライマックスの危機的状況での主人公とヴァンパイアのやりとりは燃えたね。決して上手くはないけど、低予算なりに派手に頑張ったガン・アクションも多めです。
個人的に好感持てたのはヴァンパイアのヴィジュアルがノスフェラトゥ的だったこと。ヴァンパイア映画に出てくるヴァンパイアって、なんやかんやで見た目は人間と変わらないパターンが多くて絵としてはヴァンパイアっぽさが無かったりするから…その分本作のノスフェラトゥなヴァンパイアはとても良かったです。また、基本的な武器が二丁拳銃ってのもボンクラ映画らしくて良し！
こういう映画、好きな人はいると思います。
