デパルマ

ジュラシック・ワールドのデパルマのレビュー・感想・評価

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)
3.0
日本テレビは山本耕史、仲間由紀恵なんかではなくクリス・プラット=山寺宏一、ブライス・ダラス・ハワード=甲斐田裕子あたりで新録すべきだった。これだけ声優の地位や認知度を向上させた山寺宏一でさえ、ジュラシック・ワールドのクリス・プラット(現在6作で担当しており業界最多)の吹替をさせてもらえなかったことに吹替ファン、アニメファン、業界はもうちょっと声を上げてもいいと思う。クリス・プラットは恐竜好きオタクというよりラプトルなんて俺が飼い慣らしてやるぜ的なワイルド飼育員だから、頬擦りしてお前かわいいなーってデレデレしたりラプトルを携帯の待ち受けにしてるようなギャップ萌えの親近感が湧くシーンがほしかった。博士が出てこないので「恐竜って最高だよな!」の目線があんまりなくて「恐竜は怪物だから狩らねば!」的なモンスターハンターみがあったのが微妙。イル・ファーンカンが博士だったらカッコよかっただろうな。ブライス・ダラス・ハワードは服はまくるのにハイヒールは履いたままなのかよ。ヒールを折って走れるようにしなかった理由を本人は「キャリアウーマン(死語)だから」と答えてたけど、フェミニストのローラ・ダーン博士が見てたら「そんなの折りなさいよ」って言うと思うし、そのキャリア志向が大惨事を招いたのだから今までの自分と決別するためにも服をまくってヒールを折るシーンが必要なのでは。映画で一番成長したのは彼女とあの兄弟なのだから。それにお前パークの責任者なんだから甥を助けると決めた時点で入場者を逃しておけよ。死者出るぞ。あと図鑑に載ってないハイブリッド遺伝子恐竜はワクワクしないしどうでも良かった。
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