実話ベースの映画化。
ちなみにこれの原作というか書籍がでているけど未読。
予告で多くを見せてしまってるように思えて、
スルーしそうになったけど、結果的には観て良かった作品。
主人公は絶対的な才能の持ち主で、本人もある程度それを自覚しているし、結構前半は積極的な行動に出はするものの、
それに呼応するかのように、様々はアクシデントが大事な時にやってきてしまう運のなさ・・・。
その運のなさがきっかけとなってしまう展開も実話なのだと思うと、奥さんは大変だったなあとか、そんなことがふとよぎる。
本人の能力とは別に、周囲の人(特に奥さん)の後押しがあってこそのチャンスであり、それをものに出来たのだと思う。
ラストのオーディションシーンは実際の映像とも比較したけど、歌声とか審査員の映像はそのままの映像と音源を使ってるのか。
妻となるジュルズ役のアレクサンドラ・ローチや、ブランドン役のマッケンジー・クルックなど脇役がいい味を出している。
ヴェネツィア留学時代の同級生役、ルカ・フィアメンギが、
ユヴェントスの選手、マルキージオ似のイケメンで思わずチェックした。