たますけ

ノア 約束の舟のたますけのレビュー・感想・評価

ノア 約束の舟(2014年製作の映画)
2.9
宗教ってエゴの塊で、
正義や大義の名のもとに命を簡単に殺したりできる。
箱舟とは救いではなくただの選別。
創造主という神が絶対で、その教義に囚われた人間の宿命をこの映画は描いていました。
何のための神なのか、何のための宗教なのか…、八百万の神を持つ日本人には理解できないことが多かったです。
自分が神に選ばれた人間だと思いこんだ瞬間、平和の崩壊が始まるような気がするから。

ホントにエゴイスティックでドロドロした映画でしたが、ラストに救いがあってよかった。
少しホッとしました。
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