ディー

おやすみなさいを言いたくてのディーのレビュー・感想・評価

4.0
「未来を担う子供を想って。」

その穢れなき純粋な一心は、自らの子供の心を傷つけてしまった。

責任感と自己犠牲の心が強すぎるが故に、意図しない場所で誰かが傷つく。

そして物語の中で、自身が被写体となる事によって、自身までもが戦争の副産的な被害者となっていた。

気いていても、止めることが出来ないその姿は、果てしなく寂しかった。
ディー

ディー