【海は大きな鏡】
インドネシアのワカトビ(ダイビングの聖地,世界遺産に登録されている)美しい海域を舞台に海の恩恵を受けながら生きるバジョ族の暮らしを描いた作品
漁に出た父の帰りを待ちつづける母と娘の物語
『鏡』が父と娘の絆となり父の無事を信じ、父が話してくれた言葉を思い出し語る娘のパキスが一途でたまらんです。
夫の死を受け入れられない母も顔を白塗りにして不安を隠していた(風習らしい)
村にイルカの生態研究をする青年(北村一輝似)がやって来て…母も娘もちょっと女を意識する
ストーリー的にも大きなうねりは無いが……
10代の頃から、この海とバジョ族の文化や風習をリスペクトしてきた女性監督カミラ・アンディの見事な自然の映像が見どころ!
夕陽を浴びた さざ波には驚いた!
母と青年以外は地元で抜擢されたバジョ族の人たち、パキスの友達の男の子たちがイイ味を出し、笑顔も歌も超絶品です!
終始 海の音♪ …プカプカ
そして歌声♪ …プカプカ
〈監督の言葉〉
この映画はインドネシアの海を『希望』という視点で描き、自然の喪失や阻害 現代の環境問題の眼差しによって『希望』が生み出される。
日々、都会の恩恵を受け暮らしていますが
こういう映画を観ると『自然』を感じたくてたまらんくなります!はぁ〜〜(⌯˃̶᷄ ⁻̫ ˂̶᷄⌯)