こんなジイさん達とは関わりたくはないけども他人事として見てる分にはなかなかおもしろかった。
ケヴィン・ハートがちゃんとシーンの終わり際でひと言オチをつけるあたりはさすが。
かつてライバル同士で決着がつくことなく引退して離ればなれになった元ボクサーが60代になって再び拳を交えることになるボクシングを中心に展開するコメディ。
過去にそれぞれボクシング映画に出演したシルベスター・スタローンとロバート・デ・ニーロのふたりの演じる役は過去の映画とは別人ではあるけどそのままモデルになってるようなキャラクターなのは確実なので『ロッキー』シリーズと『レイジング・ブル』を観ておいた方がよさそう。
ケンカっぱやくてハチャメチャなふたりがなんやかんや話題になってボクシングでの直接対決へと向かっていく。
フラットな視点で見てもやっぱりレイザーの方に勝ってもらいたいよなぁ、キッドもかわいそうな人ではあるけどもだいたい自業自得だし。
肉の加工工場でスタローンがぶら下がった肉を殴ろうとして「不衛生だろ」って怒られるところが好き。