ファーナス／訣別の朝のitのレビュー・感想・評価

クリスチャン•ベイルにベン•アフレックに、悪役ウディ•ハレルソン！　あまりに豪快なメンツ、これは観なきゃと思って行ったが、想像以上に重い作品だった。
クリスチャン•ベイルはバットマンのあと、贖罪のように社問題を描いた地味な作品への出演が多かったが、その筆頭。
帰還兵というテーマは、アメリカにとって重要な社会問題で、『ディアハンター』からシリアスに描かれ続けていて、そういう意味では必要な作品。

本作と比べると『荒野の誓い』は、テーマがより大きいだけに、映画作品として昇華されていると感じた。