ファーナス/訣別の朝の作品情報・感想・評価

ファーナス/訣別の朝2013年製作の映画)

Out of the Furnace

上映日:2014年09月27日

製作国:

上映時間:116分

3.4

あらすじ

一瞬で奪われた家族の絆、砕け散った愛。 男は世界の闇へ堕ちていく 一筋の光を求め― ペンシルベニアの田舎町ブラドックは、ファーナス(=溶鉱炉)から昇る白煙が常にたちこめていた。 ラッセルはこの町で生まれ育ち、年老いた父親の面倒を見ながら製鉄所で働く日々を過ごす。 イラク戦争で心の傷を受けて帰ってきた弟ロドニーのことは心配だが、貧しいながらも恋人リナとのひと時にささやかな幸福を見出し…

一瞬で奪われた家族の絆、砕け散った愛。 男は世界の闇へ堕ちていく 一筋の光を求め― ペンシルベニアの田舎町ブラドックは、ファーナス(=溶鉱炉)から昇る白煙が常にたちこめていた。 ラッセルはこの町で生まれ育ち、年老いた父親の面倒を見ながら製鉄所で働く日々を過ごす。 イラク戦争で心の傷を受けて帰ってきた弟ロドニーのことは心配だが、貧しいながらも恋人リナとのひと時にささやかな幸福を見出していた。 しかしある夜を境に、彼の運命は闇の底へと転がり堕ちていく・・・。

「ファーナス/訣別の朝」に投稿された感想・評価

かん

かんの感想・評価

3.6
慎ましやかに生きていた主人公が色々なものを失っていく話。
邦画のようなテンポで洋画の内容だったのがちぐはぐで混乱したが、暴力シーンが多々あるにしては穏やかな映画だった。
ストーリーは特に起伏をつけて描かれていない。ロドニー役のケイシー・アフレックの弟としての話し方、佇まいが印象深かった。
高評価のレビューと低評価のレビュー、どっちを読んでも納得できてしまう…。
邦画のようなゆったりとした空気と美しい映像、でも内容は普通に洋画で、なんだかとても色々とチグハグだから一概に「良い」とも「悪い」とも言えない感じ…。
とにかく不思議な映画だった。

あとタイトルロゴとか予告とかポスターから得る印象と実際の内容にめっちゃギャップあるんで、ほぼ詐欺ですね。
前半はとても良かっただけに、後半が少し残念。
ケイシーアフレックは良い役者ですね。
びーる

びーるの感想・評価

3.5
クリスチャン・ベイル目当てに鑑賞。
彼の目からは、吸い込まれそうになるほどの力を感じた。物静かで、目で全てを語るって感じでかなり魅力的。
平然と銃を構える姿は、弟の人生を背負っているたくましい兄の描写にピッタリだった。
ストーリーにはあまり抑揚がなく、淡々と進むものの、登場人物の感情を汲み取ると、非常にいたたまれない気持ちになる。そんな大きなパワーを持った映画。
qwert

qwertの感想・評価

3.5
全てを諦めたかもように
現実を受け入れる寡黙な兄と
そこから抜け出し這い上がりたいと思う弟
どうにもならない二人の心模様が伝わってくる。
寡黙な兄が渋くてカッコいい!


◇◇鑑賞記録・あらすじ引用◇◇
思うようにいかない日々を過ごしながらも、ひっそり静かに暮らす事を望み製鉄所に勤務する主人公。そんな彼とは対照的に大金を稼ぐため危険なストリートファイトの試合への参加を望む弟。やがて弟が試合に参加した事により事態が一転する。
帰還兵の弟をやさしく見守りながらささやかに暮らすも、とある事から人生が…。クリスチャンベイルの抑えた演技の中にいろいろな感情が見え隠れ。表情で語る。すばらしいの一言でした。
スコットクーパー監督、ベイルさんのスケジュールが空くのを待ってでも絶対主役で!とのこと、納得。感謝です。
Rees348

Rees348の感想・評価

3.6
クリスチャン・ベイルとケイシー・アフレックの兄弟愛と兄貴役のベイルの渋さがたまらなく良く、掘り出し物的な作品。弟の閉塞感と、弟が発した国のために尽くしたのに国はなにもしてくれないという兵役の闇の部分に対する言葉も重い。渋い系の役者陣がよくまあこれだけ集まったなと思うのと、さすがの化学変化が起こっておりリドリースコットやレオさまが製作に絡んだだけのことはある。派手さもスッキリ感もないが、嫌いじゃないストーリー
現在のアメリカ映画に於けるツワモノが集まって完成した救いのない復讐もの。製作はあのレオナルド・ディカプリオ。この人はプロデューサーとしても毎回センスのいい良質な映画を作らせる人だ。

悪役ウディ・ハレルソンのあまりの狡猾さにどんどんクリスチャン・ベイルが罠に嵌っていくという「堕ちぶり」が何より見所で、広大な炭鉱や山々を俯瞰から眺めた映像も迫力がある。

惜しむらくは最期の最期で今までの緊迫感が台無しにされてしまうところ。これでは何の解決も無いまま宙ぶらりんな終わり方である。
くぅー

くぅーの感想・評価

3.9
やるせなさしかない大人の作品を久々に見た気がします…実力派俳優のアンサンブルは見て損はないかと。
冒頭のドライブインシアターで、久々にひと昔前の臭いを感じたが、まんまアメリカンドリームなんか無い閉塞感だらけのリアルを描く…真っ当な兄に突然起きる不運は、次々と彼から支えを失い、失うモノが無くなった男の決断に想いを馳せました。
ただし、製鉄所の閉鎖やイラク戦争等、何しない国に対する批判がボヤけ気味なのはもったいないですが、ラストへ向けての緊迫感はさすがで、鹿狩りの時との対比も効いてます。
ALOHA

ALOHAの感想・評価

3.8
あのエンディング、嫌いじゃない。
ベイルはこんな役がよく似合うね。
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