人生って
上手くはいかないもの
自分ではどうにもならない景気
突発的な出来事
忍び寄る病
そんな辛く厳しい現実でもがく登場人物たち。
画面を通してのしかかってくる重厚感のすさまじさよ。
クリスチャン・ベイルの哀愁。
ケイシー・アフレックの憤怒。
フォレスト・ウィテカーの達観。
ウィレム・デフォーの困惑。
ウディ・ハレルソンの狂気。
ゾーイ・サルダナの葛藤。
本当、とんでもない面子。
よく集まったものだ。
はっきり言って地味なストーリーだけど
それが演技を引き立てる。
そして
思い知らされるのは
この悲劇も
一番の引き金になっているのは
また
戦争なんだということ。
まだ
これからも
悲しみは終わらない。