まゆげ

やさしい本泥棒のまゆげのレビュー・感想・評価

やさしい本泥棒(2013年製作の映画)
3.9
久しぶりに凄く映画に集中しました!

第二次大戦後のドイツで生き抜いた
本が大好きな女の子のお話。

隠れ名作?
大きな爆撃とか、そんなお金をあんまり使っていなさそうな映画なんですが
俳優達が良いのか世界観に引き込まれます。戦争中の映画なのですが戦争のシーンなどは殆どなく、主人公少女の世界観で
流れてゆく感じです。
ですが、戦争のお偉いさんのいざこざを流されるより、庶民の生活をリアルに描いていただいた方が戦時中の親近感?というがあるなと思いました。

まだ子供なので、
本が好きなのに燃やさなきゃいけない事、
ユダヤ人の事、ヒトラーを崇め奉る事…
人として当然の事をやって痛い目に遭わされる父など…疑問だらけですが、漠然と
''駄目なんだ''で片付けられてしまう。

暗い訳でもないし、派手な訳でもない映画ですが良かったです。

冒頭から語り手がいて、最後まで纏めてくれるのですが、その語りがまた良い。

少し知名度が低いのでオススメです。