少女の頭の中の感情たちを描く意欲作。
感情を主役にするという試みは相当にチャレンジング。こういうのが企画として通っちゃうって素晴らしい。
少女ライリーが美少女でないあたりも日本のアニメと違っていい。CGの方が美少女でもブスでもない普通の女の子を描きやすいのかもしれない。
悲しみも大事って展開は簡単に予想できるわけですが、そこに大人になるというストーリーを入れたのは見事。パパやママの頭の中が五つの感情がきっちり全て役割を果たしてるのはそういうことだったんですねぇ。
見終わればやっぱりピクサー。見事の一言。