ピクサー始まって以来の大不振となった問題の映画ですけど、安定したドキドキと、安定した涙に包まれて、それなりに満足♪
畳みかけるようなピンチ(=アクション)が意外と凄くて、とにかく極限まで達したかと思われる自然の映像美の中に、お決まりの「友情」がシンプルに詰め込まれていますね
カウボーイや
牛泥棒など
擬人化されたキャラクターと
恐竜と人類の立場の逆転とか
すごく面白いアイデアだと思いましたけどね
いかんせん
このインパクトのないヴィジュアルがな〜・・・
本当の「強さ」って何なのかな?
ってのを、キチンとしたフリで持って行き、「出会い」「冒険」そして「別れ」を通して、2人の友情が堅実に描かれてはいるけども、最後の感動はどちらかと言うと、うん…
「条件反射」に近いってやつですかね(冷静やな、おい)
あまりにシンプルなのがアダとなったか!?
しかも、今後のピクサーアニメは、今夏の『ファインディングドリー』に始まり、『カーズ3』や『トイストーリー4』が控えていたりと、とにかく続編のオンパレード
こんな失敗はもうしたくない気持ちは分からんでもないけど、そんなに守りに入らず、個人的には『インサイドヘッド』のような傑作をまた生みだしてほしいな〜と、ちょっと思いますけどね