上司の遺言もあり、自身と関係の深い悪の組織を潰そうとする話。
サム・メンデス監督は最高ですか！前作のスカイフォールと今作のスペクターは超大作の007を心のそこから楽しんで観れ、そしてダニエル・クレイグ版のボンドを好きにさせてくれる良い映画として完成させてくれた。もう感謝しかない。心の中でひとりスタンディングオベーション。
ジェームス・ボンドがお茶目とやんちゃに加え可愛い要素がプラスされるという、もうこれは愛されキャラ。冒頭崩れるビルから落ちていって最後にふかふかソファに座って着地するシーンで、もう好きになる。それで一息つくの可愛い。
悪の組織のボスを演じているクリストフ・ヴァルツは言うまでも無く最高。緊張感を持たせるヴィランを演じさせたら右に出るものはいないと思うくらいの演技。今回もそのニヒルな笑顔で魅せてくれる。
今作のストーリーは巨大な悪の組織を退治するために、ボンドのワンマンショーでは無く、組織の仲間がしっかりと重要な役どころを演じてくれているのがとても良い。裏でしっかりと動いてくれる仲間を信頼しながら、自身の仕事をきっちりこなせる。そしてしっかりとこなすボンドが最高にクール。
今回はやんちゃ要素は抑え目で言ったことはちゃんと守る紳士的な一面もみれるのも良い。
大人になった…
