ダニエル・クレイグ版の第4弾目。前作に引き続きチームプレイ感があって、M、Q、イブなどMI6本部メンバーたちが協力し合う様子が楽しい。
とりわけ今回は00部門解体への意向が強い官僚たちによる圧力で新任Mがやりにくそう。しかも前作で命を落とした前任Mの遺言を元にボンドは密かに活動を進めてたらしい(バレたらやばいヤツですね)。なので、かなり制限ある中での作戦の進行が見どころでした。
ダニエル・クレイグ版のボンドはアクションが激しくて見ごたえがありますよね。今回も存分に堪能いたしました。ラストとなる第5弾はこれを超えていたかしら?
それ以外に思ったことをつらつらと。↓
☆ ダニエル・クレイグ版の私的な楽しさランキングは3→4→1→2。3が一番好き。
☆ レア・セドゥーの登場にうれしい驚き。あどけなさと妖しさが同居する顔立ちで存在感抜群。
☆ 一筋縄ではいかない雰囲気ぷんぷんのクリストフ・ヴァルツの演技が、悪役として際立ってるけど前作ハビエル・バルデムより怖くない。
☆ MI6をMI5に吸収させ00部門の閉鎖を画策しているCにムカムカ。
☆ ペン型爆弾は時代遅れと言って退けるQのガジェットが案外地味。