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007 スペクターのKEiGOのネタバレレビュー・内容・結末

007 スペクター(2015年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

ため息が出るほどお洒落。
全てのカットが緻密。
どの部分で止めても絵になるって凄い。

正直、ダニエルボンドは無骨すぎて初代ショーンボンド推しな自分としてはあまり馴染めていなかった
が、今作のダニエルは近づいた気がする。
ショーンボンドは大人の色気、その気品があるが故に多少の助平感があっても気にならなかった。
(ロジャー・ムーアは別だ笑)

でもダニエルでそれをやろうとすると
彼の鋭い雰囲気が損なわれてしまう。
だからこそ自分は馴染めていなかったわけだが、今作は良かった!
ダニエルボンドの完成形(に近いもの)を見た気がする。
エロいんだ〜。
そこはかとなくエロい。

ラブシーンで「おぉ…!」と
感じなくなってきた今日この頃。
ボンドはエロいね。
なんでなんだ。
他にないアダルトを感じる。
いや、それはそういうシーンに限った話ではなくてね、所作が綺麗なんだよ。
役作りでここまで作れるものなのか。

アンドリュー・スコットがスペクターの手下として登場したのはSHERLOCKファン的には「おっ!」となるとこ笑
イギリスだもんね。出るよね。
ただモリアーティのイメージが先行して
「こいつ絶対悪役だろ」と思ってたら案の定…笑
アラン・リックマン以来の落ちっぷりを披露してくれた。(参照:ナカトミプラザ)



高級感が段違い。

James Bond will return.
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