ジェームズ・ボンドはメキシコシティである男を追っていた。実はボンドは休養中で、前任のMの遺言のためだった。ターゲットのスキアラはある組織の幹部で、ボンドは彼の指輪を手にする。指輪を手に組織の集会に潜入したボンドと組織のトップは顔見知りであることがわかる。
ボンドはその組織を調べるために、Mr.ホワイトを探す。
ロンドンに帰ると新しいMI5のトップは00部門廃止派で、ナイン・アイズという9カ国で情報開示しあうという提案を通そうと画策していた。
スペクターの深部とジェームズ・ボンドの過去に迫る。
アクションの派手さもやけど、ボンドの義理堅さと誠実さがみえる。