タク

マッドマックス 怒りのデス・ロードのタクのレビュー・感想・評価

5.0
ド派手な映像! 大爆発! 大破壊!
新しいマッドマックスを感じろ!!
[ストーリー]
世界は水も油も資源も枯渇して来ていた。
そんな中人間達は新たな街を作り出し生き延びていた。
その街のボスであるジョー(ヒュー・キース・バーン)は独裁力と暴力で街の水や資源を全て独占していた。

しかし、フュリオサ(シャーリーズ・セロン)が反旗を翻し街を脱出し自由の為にジョーらと戦うことを決意する!
そこに元警官のマックス(トム・ハーディ)も巻き込まれ戦いは激化する!!
[キャスト]
マックス:トム・ハーディ
フュリオサ:シャーリーズ・セロン
ニュークス:ニコラス・ホルト
トースト:ゾーイ・クラヴィッツ
ジョー:ヒュー・キース・バーン
[監督] ジョージ・ミラー
[感想]
・今までのマッドマックスは関係無し!

過去三部作で描かれた(メル・ギブソン版)の物はリセットし新しいマッドマックスの世界観を構築した今作。
やはり技術が進歩したから単純に映像としてのクオリティが上がってるし、車を使ったシーンも多く見応え抜群でした!

[過去作の敵が登場!?]
過去三部作の関係としては今作の敵役であるジョー(ヒュー・キース・バーン)は
マッドマックス(1979)にも出演しており
狂気的な存在であり、独特なキャラクター性が印象的でした。
そんな彼が今作でもキャラクターを入れ替え登場してるのは過去作を見てる者としては嬉しかったです!
更に狂気的な雰囲気が出ておりオーラや
衣装でジョーの存在力をアピールしていました!

[設定はそのままでアクションをレベルアップ!!]
設定というのは戦争によって水や資源が失われ人間達が独自の街を発展させていくというものです。
そこにマックスがやって来て問題が発生!!みたいな。

これは今作でもしっかりと引き継いでおり、マックスがジョーが独裁する街に連れられそこから、あらゆる問題が発生し車を使って戦う!!
という単純明快なものです。

設定は少しだけ現実的にし、今の時代にもウケる様に描かれておりました。

・規格外のカーアクションの連発!!
正直、この作品の魅力は独特な世界観も勿論ありますが1番は様々な車を使ったド迫力のカーアクションです❗️❗️

ほぼほぼ車の中と言っていいほど運転してるシーンや、カーアクションのシーンが映画全般を締めてます。
荒野で個性豊かな車達が大暴走するシーンは他の作品で見たこと無いし、もはや笑ってしまうほど楽しいです!

ジョー率いる組織からマックスやフュリオサが逃げるシーンが2つあるのですがそれだけを見ても最高だと思います!

あのアドレナリン全開のシーンは、今作マッドマックスでしか体験出来ないかと思います!

[最後に]
アクションだけでなくマックスはじめ個性豊かなメンバーが旅を共にします。
特に良かったのはフュリオサですかね〜
戦う女はカッコイイ!!👍

ですが一人一人の人物像は全く深堀されずマックスの過去も何があったのか、
逃げてくジョーの女達の過去等もあえて描かれておず最低限の情報しか伝えないであとは全てアクションに回すという
挑戦的な演出も私は好きでした!

ほんの少しだけあるマックス達の会話も
小休憩になって緩急が生まれいいバランスの作品になっていました。

まじで最高の映画に出会った気がします!
2回目も見よ!!
タク

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