Masato

マッドマックス 怒りのデス・ロードのMasatoのレビュー・感想・評価

5.0

何回目かは忘れた(2024.05.18)
フュリオサのために復習鑑賞

本当に面白い映画はこんなにも面白いんだと思い出させてくれる。面白すぎる。

虐げられた女性の蜂起、被支配者の覚醒、そして独裁からの解放。みんなの奥底に眠る怒りが共鳴し、呼応し、狂気と感動を呼び起こす。


ジャパンプレミア…

MX4D…

リバイバル通常上映…

そしてついに…!


極極爆音上映観てきました。
前回の数百万円の導入から約半年…
立川シネマシティのリバイバル上映では、6000万円もの額を注ぎ足し、狂気を増幅させて蘇った!
計23台のスピーカーを用いて最高のマッド体験が出来た!

初爆音上映がこの最高の環境のマッドマックスでよかった!

ダントツなのはジャパンプレミアでの衝撃と、爆音上映のヤバいほど低音が鳴り響き、クリアな高音が常軌を逸している。

私の小さい部屋で、2台のスピーカーと、2台のサブウーファー計6万円程の環境で音量マックスで観た時とは、当然だが匹敵にならない!

もう二度と観れないかもしれない。この機会に爆音上映を!

以下映画の感想。

アカデミー賞で最多6部門受賞!!

圧巻の一言。

ジョージミラー監督曰く、映画は視覚的音楽として捉える。まさにこの映画はロックオペラとしか言えない度肝抜きまくりの狂気映画。
ストーリーはいたって単純。恐怖と洗脳で支配するボスから逃げろ。そして、闘え。
前作とは打って変わって、怒涛のアクション。お前ら、15年間製作待ち続けて、これが観たかったんだろ!という感じ。
CGを一切使わないでなぜこんなアクションシーン撮れるのか、常人には全く理解しかねない位に凄い。言うならば、マッドマックス1や2の最後のクライマックスが2時間あるようなもの。
だから、2時間あっという間なんです。
その中でも、シンプルながら奥深いメッセージとも言える世界平和を思わせるようなシーンがありました。
美女軍団という癒しが入ってくるのもジョージミラー監督の粋な手法。
マックスの過去のフラッシュバックや、どうにも助けたくなってしまう描写などは、少なからずでも、瞬間的に強く心情を描き出し、マックスの哀愁感を映し出す。マックスの冷静さと立ち振る舞いには、前作までのマックスさが出てて、凄く良い。
とにかくマックスの寡黙で人情深い人間は憧れるし、泣ける。

単純に面白いし、その印象が脳みそに刻まれることだろう。

キャスト
ダークナイトライジング、ウォーリアーでトップ俳優に躍り出たトムハーディ。今までメルギブソンが演じたマックスを、ちゃんと継承しており、とても良い。違和感なし。
シャーリーズセロンは、坊主で片腕のフュリオサ役をよく演じたなと思う。
彼女の俳優魂には感心した。まったくもって好印象。
ヒューキースバーンが、トーカッターより復活。イモータンジョーを演じた。

また映画史を変えたマッドマックス

4Dの感想も。

MX4Dで鑑賞してきました!!!
車の振動や、フュリオサのつばの飛沫とか、没入感を遺憾なく感じさせるようなとてつもないすごい映画に化けていました。

傑作。見ないと人生損だ!


約束の地はあるのか?

自分を探し求め、さまよう荒野の果てに
Masato

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