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マッドマックス 怒りのデス・ロードのxavierのレビュー・感想・評価

4.5
お前のMADが目を覚ます…
資源が底をつき荒廃した世界。愛する者も生きる望みも失い荒野を彷徨うマックスは砂漠を牛耳る敵であるイモータン・ジョーの一団に捕われ深い傷を負ってしまう。そんな彼の前にジョー配下の女戦士フュリオサ、全身白塗りのニュークス、そしてジョーと敵対関係にあるグループが出現。マックスは彼らと手を組み強大なジョーの勢力に戦いを挑む…
ストーリーはこんな感じ。
今月末に公開される"フュリオサ"、それに関連するこの作品を再鑑賞。

まぁ、何と言ってもアクションが凄い!前観た時も"凄いな"とは感じたけど、今回はこの作品のメーキングを観たことで、とてつもないスタントだったんだと思い知らされました。CGを使わずスタントマンたちのスタントによって描かれるアクションシーンは圧巻の一言。綿密な打ち合わせに、それを実行するためのスタントマンの力量
どちらが欠けても良いシーンにはならない
この2つが揃った時の映像は、どれもド迫力で申し分のない仕上がり。
その中でも凄かったのは"棒飛び隊"のスタント。このスタント、ジョージ・ミラー監督もスタントとでは演れないとは思いCGで全て演ることにしたらしいんだげと、いざ作ってみると何か嘘くさい。そこでアクション監督の友人に"シルク・ドゥ・ソレイユ"の人物がおり、ダメ元で頼んだらああいうシーンが撮れたらしい。でも難度がめちゃめちゃ高かったからテストに綿密な打ち合わせ、そしてテストなどどれも結構難しかったそうだ。で出来上がったシーンは監督も唸るすごい絵が撮れたそうだ。

とアクションシーンは素晴らしいんだけど
キャラも立ってて良いよね。
まぁ、マックスが主役ではあるんだけど、それ以上にインパクトがあるのはフュリオサ!この作品ではシャーリーズ・セロンが演じてるんだけど結構、体を張ってる。
そこに芯の通ったフュリオサの行動には目が離せない。そして強さの中に弱さがチラッとみれるところもキャラの魅力なのかも

まぁ、改めて映画館で観たら凄かっただろうなぁとは思ったけど、それは今度の"フュリオサ"で観れるんじゃないかな。
ジョージ・ミラー監督も"フュリオサ"を観てこの作品も完成って言っているぐらいだしね。公開が楽しみで仕方がないな…
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