もりや

マッドマックス 怒りのデス・ロードのもりやのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

初視聴の感想を書き留めておきます。当時アクションへの興味が薄れていて映画館で見なかったことを本当に後悔しています。

まずアクションが純粋に見ていて楽しい!カーチェイスはもちろんだけど、車上での戦いも緊迫感があって非常に引き込まれました。車、砂塵、炎をふんだんに使い倒した派手なアクションは本当に大迫力でワクワクしっぱなし!一方、門での最後のクラッシュシーンを描かないのがまた憎かった!

確かに映画の9割くらいはアクションでしたが、アクション以外はどうなんだというと、これも非の打ち所がほとんどないように思いました。アクションの中ですら語られる登場人物の背景や感情は全く明るいものではなく、映像で見せ切ってくる作り込まれた荒廃した世界観とよくマッチしていて、完成度の高さに舌を巻きました!マックスとフュリオサのコンビ最高!

好きなシーンはたくさんあるけど、緑を求めて出ていった一行が最終的に引き返し、砦に戻ってくるシーンです。悪君を倒して勝ち取った、砦の上の緑の地が本当に見事なカタルシスだなと思いました!また、暴君を狂信して死に一直線だったニュークスが、自分の守りたい人を守るために散るシーンにはクるものがありました。

一回目の視聴では映像に圧倒されて、ふとした人物描写や音響に注意が十分向かなかったので、二回目の視聴を終えたら改めて感想を投稿しようと思います。
もりや

もりや