MasahideYoshida

パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊のMasahideYoshidaのレビュー・感想・評価

3.0
2017年公開
監督 : ヨアキム・ローリング & エスペン・サンドベリ
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悪運だけが頼りのへっぽこ海賊船長が、かつて恨みを買った海の亡霊から逃れるためにジタバタするお話し。

子どもは、親が思っているよりも親のことを邪険に思っていないんだぜっていうお話し。新登場の二人は共に親のことを心で慕って、親の大事にしていた信念や行動を受け継ごうとして命がけで動くわけで、健気なわけです。その健気な思いに引きずられるように、毎度主体性のない主人公が、時々活躍しながらずるずると進んでいく物語はまあもうお約束芸の域に入っているなあと思います。こんなにズルズルした人気の主人公っていうのは中々作れないわけで、すごいキャラクターだなと思いつつも、5作目にもなってくると、背景みたいになってきたなあ。偉大なるマンネリ、さすがだなあと。

新キャラを演じたカヤ・スコデラリオが超絶美人で大変です。全盛期のリヴ・タイラーを5倍くらい可愛くした感じ。