大学の講義にて鑑賞した実験映画。ストーリーはない。
フォルマリズムとキュビズムで知られる監督の作品ですが、文字通りの実験的な内容。兎に角奇抜。どこまでも奇怪。1924年の時点でここまで進んだ映像表現があるのか、と興味津々に観ましたね。
今観ても結構驚きでしょうが、今作公開時の観客の方が衝撃は大きかった事でしょう。映像は機械(奇怪)的。からくり。音楽もそれを象徴するかの様な暴れ回るイメージ。
目がチカチカ、耳がジンジン。そんな感じで各器官に悪いかも知れないであろう、刺激の強い表現の多い作品なのですが、視聴者の耳と目潰す気で作ったんだろうな〜と勝手に思ってしまいました。いや、絶対その気だったろうな。