このレビューはネタバレを含みます
【声優悪しキャラ悪し】
不快になる作品。
とにかく、声優が悪すぎる。
ここ最近のジブリは、声優で、作品を駄目にしていると思わないんだろうか。
しかもこの作品は、サブキャラまで、棒読み。
酷過ぎる。
作品自体も好きにはなれない。
きちんと育てて貰ってるのに、わがままとしか思えない主人公に
感情移入も出来ない。
涙で見送る母親を、「メーメーよく鳴く羊みたい」だっけ?
みたいな事とか、輪の中に入れてあげようとしている委員長を「太っちょ豚」とか、しかも、相手はそんな事言われても、和解しようとしたのに、
なんなん?その態度?そりゃ、友達も出来へんわ。
喘息なって、母親に「また余計なお金かかったね」って、
なんやねん。
思春期やからって、許されへんで。
かと言って、娘の顔色を窺い、「ホントの親じゃないから」と
ウジウジする母親にも、感情移入できない。
夫をなくし、体調を壊したから、子供を手放したマーニーにも、
感情移入できない。
アンナを預かる夫婦も、あまりに奔放すぎて、理解出来ないし、
もっと心配するだろうし、アンナの暴言には、もっと注意すべきじゃないの?
アンナとマーニーのシーンは、ひたすら、
なんだか、不気味だし。
それは、マーニーが幽霊だから・・・とも思えるが、
ただ単に、棒読みの応酬が、怖かっただけの話。
大事なポイントは、脇のキャラが、
説明するし。
「アンナの目が青い」って台詞だけで、ネタバレやし。
絵を描いてるおばさんの説明が、またもや黒木瞳で、棒読み説明やし。
でもって、最後の喋らないオジサンが、喋ったところは、
いるんかな。そもそも、あの、オジサン、いるんかな(笑)
一体どの辺りで、アンナが改心したのかよく分からないが、
とりあえず、良かったなぁ・・・と思ったら、
最後の母親とのシーン。
「あなたを育てるのにお金を貰ってるの」と告白。
これに対し、
アンナが、「もう、いいの」って。
このシーン、いらん。
いらんわー。
そもそも、お金を貰うことに対して、
何で、アンナに懺悔しなアカンねん。
しかも、なんか、上から目線の、アンナやし。
結局さ、変わってないって話よ。
アンナも、母親も。
よく分からないが、アンナは改心したんだね・・・で
☆3つかな~って思ったけど、
最後のあのシーンで、星1つ。
だって、結局変わってないんやもん。
どうせ、また、戻ったら、
何かある事にウジウジ言うアンナと、
ウジウジ顔色伺う母親に戻るんやと思う。