たみお

思い出のマーニーのたみおのネタバレレビュー・内容・結末

思い出のマーニー(2014年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

マーニー……😭😭😭
なんかまじ大号泣しちゃったわ。え悲し。
なんかすごい悲しい。
結局マーニーと杏奈の時空がなんで繋がっちゃったのかなって思うと、マーニーが自分のせいもあって杏奈が家族に抱いてた不信感みたいなものを払拭してあげたかったのかなって思うし、マーニー自身寂しくて同じく寂しいと思ってた2人が同じ場所に違う時間軸で居たことでなにかの奇跡で結びついたのかなと思うと奇跡。でも2人が出会えたことで得たことは沢山あっただろうけど最終的にはマーニーはもう亡くなってて若かりし頃の家に閉ざされてしまってる悲しい時を生きるわけでマーニーに助けてもらった杏奈は色んな忘れてたことを思い出したりマーニーに教わったりして前を向いて進んでいけるわけで、2人は違う道に進んでしまうっていうことが少し悲しいなとも思った。
日記には和彦がむりやりサイロに連れていこうとしてるけど私は行かないわ。とか和彦に1晩よく耐えたねって褒めてもらったのっておばあちゃんマーニーが小さい頃のあんなに話してたりしてたらしいけど、結局それでマーニーは幸せなの?時代的なものもあるだろうからわかんないけど、和彦が生きていた間だけでも幸せだったのかな、幸せであってほしいなと思った。
正直杏奈にあんま感情移入できない部分があったかなと。おばちゃんに貰ってもらってからそれなりに楽しく生きてたのに給付金のを見て家族に不信感を抱くってどうなんだろう。たしかに分からないことないんだけど給付金を貰ってるから私を貰ったの?!ってヒス構文ぽくなったのか?その給付金で色んなものを買ってもらってたことが気に食わないみたいな発言あったけど別に良くないか?お金ないよりある方がいいジャン…でも他の家族は貰ってないのに私たちは血が繋がってないって理由だけでお金を貰ってる…っていうセリフはなるほどなと思った。別になにが悪いとか嫌だって話じゃないんだけど結局ただの家族ごっこしてるだけみたいな作り物の家族って感じが嫌だったんだよね。おばちゃんが変わらない姿勢で接してくれるから尚更自分にも嫌悪感抱いて色々複雑になっちゃったんだろうね。複雑だ……
しかもおばあちゃんもはやくになくして親もいなくてその置いていかれた感、疎外感、深い悲しみ苦しみも小さい頃から感じてただろうしそれをマーニーに打ち明けて、だからあなたの方が恵まれてると思うわ。って言ってマーニーがいやあなたの方が恵まれてると思うわってお互い言い合うのすごいお互いつらいなとおもった。お互いがお互いのほしいものをもっててでもお互い見えないつらい部分もあるわけでマーニーが杏奈のおばあちゃんであるという自覚があったのかなかったのか分からないけど自分の話をした途端に元気がなくなって弱々しくなって杏奈もさすがにそこまではされてないまじ可哀想!みたいになるのがやっぱりマーニーの方がつらいのかな?と思ったり。
沼で船に乗ってぶどうジュースとクッキー食べるのやりたすぎる…最初ワインかと思ってマーニー…やるな…とか思ってたけどwwちゃんと幸せなイブニングティーだったね素敵すぎるわその後毎晩質問3つするって言ってそのまま船でお話するのも楽しそうすぎる。マーニーの服もかわいいし素敵。
思い出のマーニーって何回か小さい頃とか見たことあったと思うんだけど、マーニーが杏奈のおばあちゃんだったこととマーニーのビジュアルがめっちゃ好きってことくらいしか覚えてなくて面白いっけ?って思ってたけどやっぱりジブリってこんな感じだったよなあってジブリ見る度泣きながら思う笑内容死ぬほど濃いわけではないしん?ってなることもあるんだけどでも絵がすごく綺麗でキャラクターが素敵で伝えたいものが明確にあってそれを視聴者に陰ながら伝えてくるこの感じ…やっぱりジブリって名作だな最高
たみお

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