このレビューはネタバレを含みます
まずジブリ映画という先入観の元鑑賞してしまったのがいけなかったのか。
主人公にイラつくというジブリらしからぬスタート。結構最後までこの感情は消えず、ストーリーテンポもなく、ただただマーニーマーニーマーニーと、マーニーの幻影を追い求め、途中までの説明不足からなにこれよくわからないって展開に陥る。
途中でマーニーとアンナが血縁関係にあるっていうのは大体想像尽くし、本当にあのラストのラストで付箋の回収をばばばばばと拾っていく感じもあまり好きになれず。
マーニーが空想だとするとアンナは全部1人で舟こいだり踊ったりしてたの?と鳥肌がたってしまう少し不気味な部分を感じてしまったのは、暗い雰囲気なのに背景と音楽だけはやたらと綺麗で透明感があるからなのか。
さすがのジブリと言えるのはやはり食べ物が美味しそうに見えるところかな。絵と音楽に★2つ。