てつこてつ

エクトプラズム 怨霊の棲む家のてつこてつのレビュー・感想・評価

3.5
こういった「幽霊屋敷モノ」って、ジワジワと恐怖を募らせてくるタイプのものが多いんだけど、この作品、良い意味で期待を裏切ってくれて、結構、派手派手しくゴーストが登場。

しかも、その容貌の不気味さも折り紙付き。ストーリーの冒頭から最後まで、中だるみなく恐怖演出が続くのでこういった映画をそもそも観ようと思う人間の期待には大いに応えてくれる。

それに「ヘルハウス」(これはこれで傑作)の時代とは特撮効果に隔世の感があり、邦題にもなっているエクトプラズムの描写や、さまざまな怪異現象も結構迫力あるものとなっていて、個人的には予想以上に怖い作品であった。

まあ、バージニア・マドセン演じるお母さんが綺麗すぎて、もう少しやつれていたほうがリアルだし、お父さんのアル中問題などは削ってしまったほうがストーリー的にすっきりして良いと思う部分もあるが・・。

ちなみに、これ実話を基にしているというけど(ブルーレイには特典付き)、こんな凄まじい体験・・たまんないだろうなあ・・。
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