最近、エクスペンダブルズシリーズではすっかり夫婦状態の2人
スタローン脚本×ステイサム主演。
でも監督は別の人がやるんだ…
発端は、モンペvsステイサムという小規模な争いが、麻薬密売人が絡んできたり、主人公の麻薬捜査官だった過去も合わさって、どんどん事態がエスカレートしていく様が描かれます。
エスカレートしていく、とはいっても物語の舞台は終始、田舎町の中だけに留まっているので、いつもの主演作品と比べたらお話は全体的に地味な印象でした。
身元がバレる様な大事な書類を適当に管理すんなよ…とか、
あからさまな破壊工作に最後まで気がついていなかった敵のアホさなど、低レベルな突っ込みどころはあるけど、
今回の役どころも、常に冷静な安定のステイサムだったので楽しかったです。
それと、本作ではステイサムの珍しく優しい子煩悩なパパ描写があるのも見所です。
ひょっとして、スタローンがわざわざ脚本を書いたのは、ステイサムに普段と違う演技をしてもらい、役の幅を広げて欲しいという気持ちがあってのことだったのか？と思えば、中々良いお話だった様な気もします。
ステイサムが敵のアジトで銃を突きつけられた時に、敵が発言した『猫を下ろせ。』という脅し文句は、他のアクション映画では中々聞かない迷言だと思いました。
それと今回も、ステイサムが髪の毛ネタでいじられてたのも面白かったです。
