ありんこ

ハウンターのありんこのレビュー・感想・評価

ハウンター(2013年製作の映画)
3.6
同じ一日を繰り返しているリサ。母親は冷水で洗濯しろと言うし、弟はメガネをなくしたまま、父親はガレージで車を修理している。明日は16歳の誕生日なのに、リサは永遠に誕生日を迎えられないのだろうか。
最初SFかと思って見ていたら、家の中に誰か別の気配を感じるようになる。幽霊なのか。洗濯機の裏側に妙な扉を見つけたり、どこからかフルートの音色が聴こえてきたり。ただし家の外は霧で真っ白。
無限ループから脱出したりもするが、結局家へ戻される。少しずつ現状に抵抗しはじめたリサに、徐々に恐ろしい現象が。それは家族にも……

ひねりのある、面白い設定。映像面も、セットの作り込みが非常に丁寧で、あっという間に時代に引き込まれる。
怖いかと問われると、ちょっと違う気がする。ラストもわりと希望の持てる終わり方だったし。『CUBE』の監督だったんだ〜。
ありんこ

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