アロー

ナイト ミュージアム エジプト王の秘密のアローのレビュー・感想・評価

2.9
ネタバレ&わりと否定的な感想をバンバン書いているので、嫌な人は回れ右をお願いします。

















私はこのシリーズが大好き。それゆえ完結するのがイヤすぎて、ずっとこの最終作を観てなかった。でも『ボヘミアン・ラプソディ』でラミ・マレックの魅力に目覚めたので、満を持してついに鑑賞した。

正直、観ていてしんどかった。なんかもう全体的に寒い…。やっぱり一作目のわくわくドキドキ感には勝てない。
まず大英博物館の警備員・ティリーが苦手。原始人のラーと恋に落ちるのとか、そういうのは求めてないんだよな…。最後のパーティのシーンも寒かった。
タレント吹き替えも微妙。ナイトミュージアムを観るときはいつも吹き替え派だったので、なおさらガッカリ。ファンにとって大事な最終作なのに、なんでいきなりタレント吹き替えにしたの?ちゃんとプロの声優さんにしてよ…。徳井さんの声はダン・スティーヴンスに合ってない。ランスロット自体は良いキャラしてるのに、徳井さんの声が気になって集中できなかった。ティリー役の渡辺直美さんも正直、演技がうまいとは言えない。

ただ、これまでのレギュラーキャラが大事にされているのはすごく伝わってきた。
アクメンラーの家族との再会、テディの最後のセリフ、ラリーと博物館の別れ。アッティラがニッキーと仲よしなのもほっこりしたし、ラストで館長が石版の秘密を知ったときの顔もエモい。ミニチュア組の「あー、ポンペイ!あああああああ!!!」はメッチャ好き(笑)。

なのに!!!なのに、全体的にストーリーが微妙なんだよ!やっぱり「やり尽くした感」は否めないのかな…。ある意味、3部作で完結でよかったのかも。

これからこのシリーズを見返すとしたら1作目、たまーに2作目だけかな…うう。
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