過去の失敗から舞台恐怖症になっていたピアニストのトム・セルズニック(イライジャ・ウッド)は、人気女優のエマ(ケリー・ビシェ)に背中を押され5年ぶりに表舞台へ復帰することになる。トムは恩師パトリック(ジャック・テイラー)が残した難曲の演奏に挑むが、その譜面には"一音でも間違えたら、お前を殺す"というメッセージが記されていた。
笑ってしまうようなシチュエーションでも面白ければ良いと思うが、幾らなんでもドタバタしすぎ。恩師のパトリックには隠し財産があるようなことを言っていたが、犯人に計画性があるのかないのか分からない。舞台袖に引っ込んだトムにレーザーポインターで照準を合わせる犯人もスマホを操作しながら演奏を続けるトムも技術レベルは高い。後はエマの知人のカップルが物凄く不憫。もう少し抵抗しても良かったのではと思う。
劇場の名前がアンソニー・マイケル・ホールで俳優と同名だけど何か関係あるのかな。
