キッチー

8月の家族たちのキッチーのレビュー・感想・評価

8月の家族たち(2013年製作の映画)
3.4
舞台は8月、オクラホマ州ポーフスカ。
黒のウィッグを被ったブラックメリル登場。娘たちも全員斬って捨てられます...といっても、アクションではなく会話劇ですが(笑)

これは、夫べバリー(サム・シェパード)を喪った妻ヴァイオレット(メリル・ストリープ)と彼女の元に集まった家族の物語。

ヴァイオレットは薬物依存の毒舌女で、常に毒を吐いて笑いを取ろうとする人物。だけど、たががはずれているのか、人の弱点をえぐるので笑えません...

キャストは、
一見しっかり者の長女バーバラ(ジュリア・ロバーツ)、おとなしい次女アイビー(ジュリアンヌ・ニコルソン)、自由奔放な三女カレン(ジュリエット・ルイス)に
長女と別居中の夫ビル(ユアン・マクレガー) 反抗期の娘ジーン(アビゲイル・ブレスリン)、
妹マティ(マーゴ・マーティンデル)、妹の夫チャーリー(クリス・クーパー)息子"リトル"チャーリー(ペネディクト・カンバーバッチ)
...と、豪華です。

前半は特に、それぞれが勝手に喋っている感じで五月蝿いのですが、後半にちょっとホロリとする場面があり、前半は伏線なんだなと判りました。
夫婦、家族を考えさせられる作品。家族が集まるのはこれが最後かもしれないのに、子供のようにはしゃいで、はめをはずすヴァイオレットが悲しかったです。

親の本音、老い、寂しさ、離れて暮らす家族それぞれが抱える問題、どこにでもあるような話なんですが、強烈に印象付けられる作品。

個人的には、ジュリアンヌ・ニコルソンとクリス・クーパーの演技、良かったです。