たき

MONSTERZ モンスターズのたきのレビュー・感想・評価

MONSTERZ モンスターズ(2014年製作の映画)
3.5
ええええ、めっっちゃよかったんですけど、なにこの低評価。確かに俺酔いどれてたけども。

世界から殺され、はじき出されたふたりのアウトサイダーのおはなし。ツボ以外のなにものでもない。

死ぬまで生きる。

口をそろえて豪語するふたりですが、その中身はまったくの正反対。
かたや「死んでも殺す」と世界を突き放し、かたや「もう誰も死なせない」と世界に踏み留まろうとする。
徹底的に両者の生き様を対比させることで、はたして「生きる」ということはいったいどういうことなのかを浮き彫りにする親切構造。大好物でした。

このテのおはなしはついつい藤原竜也のほうにシンクロしてしまうのですが。
世界に拒絶された以上、自分はモンスターであり続けなければいけないと思うのだけれど、(だから執拗に能力が効かない終一に固執する)
結局そんな自分を誰かに認めてもらいたくて仕方がないのですな。

もうクライマックスなんて、呼んでやれ、ええからはよ名前を呼んでやれと焼酎といっしょに普通にだだ漏れてました。キモくてすみません。でもあそこはあれでベストだったように思います。

確かにアレですか。操られた後、何事もなかったかのように日常に戻ってく一般市民の方々とか、藤原竜也の能力の発動条件ってどうなん? とかいうツッコミどころは多々あるといえばあるのですな。
そのへんはあばたもえくぼということで。←ちゃんと評価しろ。

石原さとみがちゃんとエロかったです。
マリオでいうところのピーチ姫的なポジ以外のなにものでもないのですがよいです。そのへんはあばたもえくぼということで。←ちゃんと評価しろっつの。
たき

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