選挙があったから観返した。
原題はsuffragette 。サフラジェットは1910年代に女性参政権のために闘った女性たちのこと。
選挙権が当たり前の権利ではないことを思い出させてくれる。わたしが持っている選挙権は、先人たちが命を懸けて、人生を懸けて勝ち取ってくれた権利だ。
劇中で容赦なく描かれる女性差別にはムカッ腹が立つ。女性は男性より劣ってる存在だと当たり前に思われてたこと。感情的で政治には関われないと思われてたこと。女は声を上げるなと男に抑圧されてたこと。
過去形で書いたけど、これってほんとうに過去形で書いていいのかな? 今もムカッ腹を立ててなくちゃいけなくない?
バトンは渡されている。わたしたちに渡されている。