亜硝

ラブ&ピースの亜硝のネタバレレビュー・内容・結末

ラブ&ピース(2015年製作の映画)
2.7

このレビューはネタバレを含みます

L序盤の掴みが素晴らしい。映画を通して終始漫画チックなチープでオーバー演出が続くんだけど、それがあまりに振り切れすぎてて気持ちいい。

ペットが啓示をもたらしてくれて大成功みたいな話って、常に地盤がぐらぐらしてて見てて辛いんだよな。絶対ロクなことにならないし…

あと巨大化したカメちゃん含め、地下のおもちゃの面々が全然可愛くないというか、喋り方とか質感とか生理的に気持ち悪くてダメだった。

ラストの、カメがビルを破壊しながらドームに現れるクライマックスの絵的な美しさや、伏線の回収っぷりは素晴らしい。このあたりの構成は流石は園子温って感じだな〜

あと長谷川博己、やっぱり凄い役者ですね。最強。
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