yaaa

猿の惑星:新世紀(ライジング)のyaaaのレビュー・感想・評価

4.0
あれが観たくてこれを観る。

最初から緊張感あってよい。
新しい王国ができてよそ者が「すいません。お邪魔します。」ってやって来ると大抵最後は大喧嘩になる。
それは大抵途中、大喧嘩の元になる「やらかす」キャラが出てくるのだが。
今回は人間側にもエイプ側にも「やらかす」キャラが配されている。
さて、誰が「やらかす」のかハラハラしながら観る。

エイプが二丁拳銃ならぬ機関銃するところを観て、「あっ!マット・リーブスってそうなのね」と安心した。
おそらく人間ドラマよりアクション映画が好きなのであろう。
最後はきっちりモンキーの特性発揮できる建設途中のビルの上がタイマンの場所なんて。動き的におもしろい。

せっかくアンディ・サーキスのモーションキャプチャーなのに「シーザー」は凛としたサル顔の毛深い人みたいな動きだったのが勿体なかったかな。
アンディさんならではの猿芝居がもっと堪能したかった。

最後はシーザーの顔アップで〆るのは物語的には納得だが、これがCGとは思いもよらないだろうという技術の高さを誇る気迫も感じられた。
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