JTKの映画メモ

猿の惑星:新世紀(ライジング)のJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

3.8
脚本、キャスティング、主役シーザーの造形含めて上出来で130分の長尺もあっという間に終わった感。戦争大好き人類への風刺、カリカチュアともとれなくもないストーリーだが、そんなことよりスペクタクル映画として終始ワクワク出来たのが嬉しかった。初代「猿の惑星」の背筋が凍るような戦慄のラストと比べるのは野暮というもの。これはこれで前作も含めて初代同様良くできたシリーズだと思う。
次作でシーザーが人類とどう対峙するのか俄然楽しみになってきた。