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ソロモンの偽証 前篇・事件のamokのレビュー・感想・評価

3.0
記録的な大雪を観測したクリスマスの朝、
柏木拓也(望月歩)の死体が発見される。
彼は自殺なのか、他殺なのか…

正直、この事件 or 事故の真相よりも、
出てくる奴らに腹が立って仕方がなかった。
その中でも一番腹立たしかったのは、亡くなった柏木拓也。
いじめを見て見ぬ振りをした、
主人公の少女に
「どうして助けないの? 藤野さんホームルームで言ってたよね? いじめはよくないって。どうして助けないの?」
「そういうのを『口先だけの偽善者』っていうんだ。そういうのが一番タチが悪いんだ』
と言い放った。
どの口が言ってやがる!?
自分の考えを公共の場で述べ、それを実行できないことにも問題はあると思うが、何も行動しないくせに、ただ揚げ足取りのように相手を非難する。
俺はこういう奴こそ、タチが悪いと思う。
何もできないくせに、わかったような口をききやがって。
申し訳ないが、本当にムカつく。

という訳で、引き続き後編を観ます。
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