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パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニストのarisaのレビュー・感想・評価

4.0
女遊びと浪費癖が激しい色男パガニーニ。
なんたって、映画のキャッチコピーが
「音楽史上、最も不道理な男が奏でる、最も美しい旋律」
ですから(笑)

「ラ・カンパネラ」や「パガニーニによる超絶技巧練習曲集」はクラシックをしていなかった方も聞いたことがあると思います。

私はオーケストラのバイオリンの音は好きだけど、バイオリンソロは歯が浮くっていうか鳥肌が立つほど好きではないが、この映画の演奏はヤバかった。違う良い意味で鳥肌が立った。バイオリンってこんなに深みのある良い音が出るのか。
それだけじゃなくコンサートの演出も良かった。

なのに!
美談の裏には必ず何かが眠ってるんでしょうね。

終わり方が微妙。
でも最後の文章が衝撃的。

それにしてもとんでもない色男だ。
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