人を殴らないリーアム・ニーソン
いっつもなにかを守ることは変わらない
難しい映画。
なのに、見られるのは
違和感がめちゃめちゃ仕事をしてくれているのと
知っている有名人が次から次へと出てくるのと
映画が始まってから知ったことが
繰り返し忘れた頃に画面に見切れるから。
それは、認識せずとも
無意識にお前これ知ってるぞって脳みそに叩かれている感覚に近い。
だから、飽きない。
物語の真実は、あってないようなもので
思いつく可能性が
きっと全部正解なんだろう。
監督がディスカッションしてくれだなんて言ってる。
遺すことでしか守れない感覚というのは
同時に何もかも許せない状態であることと同じなのかもしれない。