灰

ベイマックスの灰のネタバレレビュー・内容・結末

ベイマックス(2014年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

いやね、途中まではマジでよかった。
全然ピンチに感じてないだろみたいな「ああ〜っと」も正直萌えたし、ヒーローものとしての展開も良かった。
「ヒーロー」と「ヒロ」、「タダシ」と「正しいこと」。わかりやすい展開も敵の主張も納得できた。

ただ評価が微妙なのは「何が人を人たらしめるか」アレルギーを持っているから。
マジで個人的な意見なんだけど、最近ありがちな「その人の脳さえあればその人」的なSFあるあるにどうも着いていけてない自分がいる。
あのラストシーン、戦いの知識ばかりを増やしていたヒロが、タダシのように人を守るロボットの研究をできるようになったという成長を描いてるのはわかる、わかるんだけど
共に冒険してきたベイマックスはもういないんだよ 記憶はちゃんとあってもガワが違うのであればそれはもう違うモノだ
それが「ロボット」なんですって言われたらケアプログラムみたいなヘンに愛着わくモノ生み出さないでくれ(現実世界は覗く)

(余談)実際に開発されている方々に対する尊敬はあるのだけれども、AI美空ひばりと美空ひばりさん、tottoと黒柳徹子さん(これは一応プロジェクト的なものがおるけど)、AIマツコとマツコさんのような、あの違和感に近い
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