4Dで見ました。
凄い迫力!むしろ迫力しかない。
歴代1番大きなバットマンが繰り出す様々なギミック、
甘い顔をちょっと困ったような表情にさせて静かに降りてくるヘンリーカヴィル、
セクシーさが増したアルフレッドがマフラーをセクシーに外す
これらに無条件にガッツポーズできる人にはたまらない映画かもしれない。
ただ、自分は勿論上記のものも大好きだけどそれだけじゃなくて劇中のシナリオに注目したいタイプだから、
見せ場(爆発やバトルシーン)の為に用意された細々した説明的シーンをサーっと挟んでいくような「ハイライト編集」が受け付けにくかった。
音楽自体は好きだけど、それがシーンに合っているかと言われれば微妙なところもあり(ワンダーウーマンのテーマは最高)、
前作のマンオブスティールからそうだったけど、全体的に「急いで見たい人向け」みたいな編集だったように思う。
確かにヒーローアクションものに求めらものって派手なアクションと強そうなモンスターと崩れゆくビル群なんだけど、
それがあれば他はおざなりでいいのかと言われればそうじゃない。
そのバトルに秘められた感情や想いを推測できるシーンだったり、
ヒーローのヒーローであるが故の苦しみだったりが、より劇中のキャラクターに深みを与える気がするので、
「そこらへんはさくっとやるね〜」というある程度見せとけばいいでしょという編集だと、少しげんなりしてしまった。
項垂れるセクシーなヘンリーカヴィルスーパーマンと
ガタイの良いベンアフレックのバットマンと
セクシー皮肉屋風ジェレミーアイアンズのアルフレッドと
戦闘中も滾るようにニヤリと笑うガルガドットのワンダーウーマンは最高だったので、
魅力的なキャラクターを殺さない編集にしてほしい。